京都大学大学院教育支援機構

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BLOG 2024.01.30

「京都大学卓越ワークショップ2023」を開催しました。

Kyoto University 京都大学

2023年12月27日に国際科学イノベーション棟において、「京都大学卓越ワークショップ2023」を開催しました。

本ワークショップは、「壁を超える ー大学院横断教育の展開―」をテーマに、本学で実施している卓越大学院プログラムや博士課程教育リーディングプログラムといった学位付記型プログラムに加え、新たに開設した大学院横断教育コースに参加する学生や教職員が一堂に会し、本学における大学院横断教育を広く周知し意見交換の場とすること、また、プログラムに参加する学生が取り組んでいる研究や活動に関する発表を通じ、学生に異分野の研究者との交流の重要性を体感してもらい、今後の修学意欲の向上と一層の成長に資する機会とすることを目的に実施しました。当日は、卓越大学院プログラムおよび博士課程教育リーディングプログラムの関係者を中心に108名の参加がありました。

最初に、湊長博 総長から、アイザック・ニュートンの「巨人の肩の上」の一節を用いて、時には社会を俯瞰し自分の立ち位置や他分野との連携を図り、真の意味での良い研究を行う重要性についてお話しを頂きました。

その後、卓越大学院プログラムコーディネーターである、木本恒暢 工学研究科教授、井貫恵利子 医学研究科特定助教、原田博司 情報学研究科教授からプログラムの取組紹介、プログラム履修生から研究発表を行いました。

引き続いて行ったポスターセッションでは、学生ブースとプログラムブースを設置し、プログラム履修生と若手教員42名がポスター発表を行い、総長もお迎えし研究について議論が盛り上がりました。参加者からは、「ワークショップに向けてデータをまとめるモチベーションになったので、参加できてよかったと思います。」「対面での開催がやはり必要だと思いました。」などの感想が寄せられました。

最後に、杉野目道紀 副学長による閉会の挨拶でワークショップは盛会のうちに終了しました。

学生発表・ポスターセッションリスト

登壇者の集合写真
当日の様子はこちらから(ショートムービー)


「卓越大学院プログラム」とは

「卓越大学院プログラム」は、文部科学省において2018年度から開始された事業です。各大学が自身の強みを核に、これまでの大学院改革の成果を生かし、国内外の大学・研究機関・民間企業等と組織的な連携を行いつつ、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで、あらゆるセクターを牽引する卓越した博士人材を育成するとともに、人材育成・交流及び新たな共同研究の創出が持続的に展開される卓越した拠点を形成する取組を推進しています。2018年度から2020年度の3年度にわたる選定を経て、全国で17大学30件のプログラムが採択されています。

京都大学では「先端光・電子デバイス創成学」「メディカルイノベーション大学院プログラム」「社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム」の3件が採択されており、社会的課題の解決に挑戦し、社会にイノベーションをもたらすことができる博士人材を中心とする高度な「知のプロフェッショナル」の育成に取組んでいます。

先端光・電子デバイス創成学

メディカルイノベーション大学院プログラム

社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム

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