京都大学大学院教育支援機構

Share
BLOG 2025.07.30

【KU-STAR Program for India 2025】 生命科学分野の学生4名が京都大学iPS細胞研究所を訪問

KU-STAR インド 京都大学 大学院教育支援機構

大学院教育支援機構では、短期研究室インターンシッププログラムKU-STAR(Kyoto University Short-Term Academic Research)Programを昨年度から実施しています。インドからの受入が2度目となる今回は、計31名の学生が参加し、約2か月間各自の研究室で研究に取り組みました。2025年7月7日(月)には、KU-STARプログラムの一環として、生命科学分野の学生4名が京都大学iPS細胞研究所を訪問しました。これは、生命科学分野の学生が、「ノーベル生理学・医学賞受賞者である山中伸弥教授の研究に触れたい」と見学を強く希望し、同研究所が快く受け入れてくださったおかげです。

まず、iPS細胞研究所の研究推進室副室長のフイ ケルヴィン先生から、iPS細胞研究所の全体概要から各研究部門の研究内容やそれぞれの研究者と分野に至るまで、非常に詳しい説明がありました。

また、CiRAで行われているインターンシップについても説明があり、学生たちはその要件などについて熱心に質問していました。

その後のラボ訪問では、螺旋階段で繋がり、研究者同士の対話が進むようデザインされた開放的なオープンラボを見学しました。各分野の研究、最新の装置についても丁寧な説明を受け、参加した4名全員が多くの学びを得ました。

参加学生の声:

「ノーベル賞を受賞した発見に関する最先端の研究を直接見学する機会は、非常に稀なことです。このような機会を得られたことに感謝し、大変嬉しく思います。」(Aryanさん、インド工科大学ハイデラバード校)

山中教授の研究グループが最初のiPS細胞を作った当時に使用されていた「CO2インキュベータ(細胞を培養するための装置)」と
最新情報