京都大学大学院教育支援機構

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BLOG 2025.05.30

KU-STAR Program for India 2025がはじまりました

internship KU-STAR research インド 京都大学 大学院教育支援機構 短期交流学生

大学院教育支援機構では、大学院留学生の増加を目指して「Kyoto University Short-Term Academic Research(KU-STAR)Program」を実施しています。インドからの受入が2回目となるKU-STAR Program for India 2025には、応募者計519名の中から選抜された、31名の優秀な学生(学部2,3回、修士1回修了生)を受け入れています。学生はそれぞれ、インド工科大学(IIT)マドラス校、IITデリー校から各5名、IITボンベイ校から4名、IITハイデラバード校、IITルールキー校から各3名、インド理科大学院(IISc)、IITカーンプル校、デリー大学、MIT遠隔教育機関(MITSDE)から各2名、インド科学教育研究大学(IISER)コルカタ校、IITガンディナガル校、IITカラグプル校から各1名です。選ばれた学生は、2025年5月20日から7月17日までの59日間、自身が選択した研究室において研究スキルを磨くとともに、日本語授業や企業訪問に参加します。

プログラム初日は、オリエンテーションと歓迎ランチ、キャンパスツアーを実施しました。平島崇男 大学院教育支援機構長、石川冬木副学長、村上章 総合生存学館長が激励のメッセージをおくりました。学生はそれぞれ異なる大学に所属し専攻も学年も多様であるため初対面でしたが、その後の昼食歓迎会、キャンパスツアーで、京都大学の他のJSTインド若手研究人材招へいプログラムの研究者やオフィスアシスタントの京都大学の学生たちと親睦を深めました。キャンパスツアーの後、KU-STARの学生たちはそれぞれの研究室を訪れ、京都大学での研究が正式に始まりました。

オリエンテーションを終えて
キャンパスツアー

5月21日、22日で行われた日本語クラスでは、2コマと限られた授業時間のなか、日本語講師の柏木先生が、KU-STARの学生たちに「サバイバル」日本語を精力的に、「日本語は簡単です!」と励ましの言葉をかけながら、温かく彼らを指導しました。また、5名の京都大学の学生が「京大生ツアー」を日本語で紹介しました。京大生たちは、京都大学吉田キャンパス内と大学周辺の見どころを、写真とローマ字書きした日本語の単語を掲載したスライドで説明しました。

日本語授業での京大生ツアー
京大生ツアー「京都大学へようこそ」

5月20日から7月17日まで、学生たちはそれぞれ研究室で指導をうけながら研究します。7月16日には成果発表会としてポスター発表を国際科学イノベーション棟で実施予定です。

今後も学生たちの成長を発信していきます。

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