京都大学大学院教育支援機構

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BLOG 2024.07.9

【KU-STAR Program】京都市長を表敬訪問しました

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 KU-STAR(Kyoto University Short-Term Academic Research)Programは大学院教育支援機構が2024年5月に開始した、約2か月の短期研究室インターンシッププログラムで、インド工科大学(Indian Institute of Technology, IIT) 6校から18名の学生が参加しています。これまでもインドとの文化・経済面での交流に注力してきた京都市と連携を図るため、2024年6月18日に、 本プログラムに参加しているIITの学生18名が、村上章 総合生存学館長とともに、松井孝治 京都市長を表敬訪問しました。

 表敬に訪れた学生のうち8名が、京都市の印象や将来のキャリアについてスピーチを行いました。IITマドラス校のArjavさんは、京都の魅力について、「京都は、『温故知新』ということわざの意味を具現化したまち。古い寺院、魅力的な古民家、美しい庭園があり、訪れる人すべてを驚かせる。同時に、京都には誰もが暮らしやすい近代的な技術やサービスもある。京都は、過去と未来が完璧に同居している場所」と話し、IITボンベイ校のChaitanyaさんは、将来のキャリアについて、「来日前は、学士号取得後に修士号取得を目指すか、すぐに社会人になるか迷っていたが、この1ヵ月間、世界トップクラスの研究環境に身を置いたことで、修士号を取得するという決心が固まった。京都大学の先生方や研究者の方々との出会いや、日本文化にふれた経験は信じられないほど豊かなもの」と話しました。発表者の多くは学んだ日本語の挨拶や謝辞をスピーチに盛り込んでおり、中でもIITボンベイ校のAdarshさんは、将来のキャリアについてのスピーチをすべて日本語で行いました。

京都市の魅力について話す様子
将来のキャリアについて話す様子

 京都のまちづくりのビジョンを「分野や職業をこえて突き抜けた才能が集う京都に」と語る松井市長からは、参加学生に対し、「京都の魅力は古きを尊び、新しいものを生み出していること。KU-STAR Programでの学びをスタートラインに、昔から産学の連携も強い京都に戻ってきて学び、その後はビジネスの面でも京都の特長や文化を吸収し、インドと日本の交流を図りながら新しい価値を創造していって欲しい」との激励の言葉がありました。

松井市長(前列左から2番目)と参加者の集合写真
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