(11/27開催)L-INSIGHTキャリアプログラム「The Kyoto Roundtable FY2025:日本・オーストラリア・インドの研究協力におけるコモナリティと独創性」
「京都ラウンドテーブル」は、日本、オーストラリア、インド(以下「AIJ」)の研究者による学術的協働を促進することを目的に、京都大学を中心として2024年度に発足しました。本年度は、新設されたAIJシードファンドとの連携のもと、三カ国間の協働をさらに発展させ、インド太平洋地域全体に広がる持続的な学術交流を推進することを目指し、1週間にわたるプログラム「Japan, Australia & India Trilateral Collaboration Week」を実施します。
プログラムの中心となる「The Kyoto Roundtable FY2025」では、研究協働における協働者間の補完性(collaborator complementarity)に焦点を当て、AIJシードファンド採択グループによるプレゼンテーション(第1・2部)のほか、「AIJの研究協力におけるコモナリティと独創性」をテーマとした議論(第3・4部、会場参加のみ)を行います。
会場でご参加いただく皆様には、ネットワーキング・ランチの機会もご用意しております。
国際協働に関心をお持ちの研究者、大学院生、研究支援担当者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【 Information 】
日時:2025年11月27日[木]9:00–17:00
場所:京都大学百周年時計台記念館 2階 国際ホールIII / Zoom[第1・2部のみ]
言語:第1・2部 英語・日本語[同時通訳あり]/ 第3・4部 英語のみ
対象:国際協働に興味がある大学院生、PD、研究者、企業関係者、URA等研究支援担当者
参加申込締切:2025年11月26日[水]正午
【 プログラム 】
■ 09:00–09:30 | 受付・ウェルカムコーヒー
■ 09:30–09:40 | 開会挨拶
■ 09:40–11:15 | 第1部:プレゼンテーション
座長:片岡広太郎[インド工科大学ハイデラバード校]
・QuadおよびAUKUSにおけるインド太平洋安全保障の枠組みと日豪印の国際産業政策協調:防衛産業基盤、オフセット取引、食料・エネルギー安全保障
・印日の科学協力の現状把握とオーストラリアへの拡張:オープンサイエンスと地政学的視点から
・インド太平洋地域における人々の多様な野生動物観
・日本・オーストラリア・インドにおける若者の気候不安:国際比較による実証とエンパワーメントの展望
・市民の力が動かすインド太平洋の防災レジリエンス
コメント:スズキ株式会社
■ 11:15–11:30 | 休憩
■ 11:30–13:00 |第2部:プレゼンテーション
座長:鈴木淳[京都大学 高等研究院/iCeMS]
・循環型経済に向けた再生可能資源由来の医療デバイス開発
・AI診断を国の医療制度に取り入れるための安定した枠組みの構築
・印豪日における重要鉱物連携に関するワークショップ
・生体信号に基づく聴取者ストレス分析枠組みの共同構築とその異文化間応用に関する国際共同研究
コメント:株式会社島津製作所
—※オンライン配信と英日同時通訳は第2部をもって終了いたします—
■ 13:00–14:30 | ネットワーキング・ランチ
■ 14:30–14:45 | アイスブレイク・セッション
■ 14:45–16:00 | 第3部:ラウンドテーブル
ファシリテーター
・鈴木淳[京都大学 高等研究院/iCeMS]
・小川晃弘[メルボルン大学]
・片岡広太郎[インド工科大学ハイデラバード校]
■ 16:00–16:15 | 休憩
■ 16:15–17:00 | 第4部:全体共有・ディスカッション

